最新!【愛知高校受験】2027年度中3進路希望調査!倍率データ分析

- 公立全日制希望率が63.8%(過去最低)、私立全日制が22.3%(過去最高)へ
- 公立複数志願制の全体試算倍率が1.92倍に急落、第2希望率も77.9%へ減少
- 人気校(豊丘4.46倍、瑞陵3.96倍など)と郊外・専門学科の著しい「二極化」
- 通信制高校(過去最高3.4%)の台頭と、秋〜冬に取るべき具体的な進路戦略
愛知県教育委員会が発表した「令和8年度中学校等卒業見込者の進路希望状況調査-第1回-」は、愛知県の高校受験シーンにインパクトを与える結果となりました。
県内の卒業見込者総数は69,077人(前年比272人減)で、進学希望者全体の割合は95.6%と高水準を維持しています。
しかし、その内訳は変化が起きています。
・県内公立全日制の希望率:63.8%(過去最低を更新)
・県内私立全日制の希望率:22.3%(過去最高を記録)
国の就学支援金や県の私立高校授業料実質無償化による「経済的負担の軽減」に加え、私立高校のICT環境や高大連携といった「教育の質的改革」が実を結び、受験生や保護者の「第一志望=公立」という固定観念が大きく変わりつつあります。
この数値の背景と、公立高校各校で起きている二極化の実態をわかりやすく整理しました。
進路希望データの徹底比較:全日制・私立・通信制の対比
第1回調査における主要な進路区分の実数・構成比率と、前年度からの変動をまとめた一覧表です。
| 進路区分 | 実数(令和8年度) | 構成比 | 前年度比較 |
|---|---|---|---|
| 卒業見込者総数 | 69,077人 | 100.0% | ▲272人 |
| 進学希望者総数 | 66,046人 | 95.6% | ▲0.1pt |
| 全日制(高校+高専) | 61,385人 | 88.9% | ▲1.1pt(過去最低) |
| └ 県内公立全日制 | 44,046人 | 63.8% | ▲4.0pt(過去最低) |
| └ 県内私立全日制 | 15,435人 | 22.3% | +2.5pt(過去最高) |
| 通信制高校 | 2,356人 | 3.4% | +0.2pt(過去最高) |
| 定時制高校 | 936人 | 1.4% | 同率(▲24人) |
公立全日制の希望者が前年より2,940人減少したのに対し、私立全日制は1,727人増加しています。
少子化による全体の減少(272人減)をはるかに上回る規模で、「公立から私立・通信制への大幅な大移動」が起きていることがデータから読み取れます。
公立高校の倍率動向:全体倍率1.92倍への低下と第2希望率
県内公立全日制の募集人員40,880人に対し、第1・第2希望者の合計は78,352人。全体での希望試算倍率は1.92倍(前年比0.13ポイント減)となり、2.0倍を割り込みました。
| 学科区分 | 募集人員 | 希望合計 | 令和8年度倍率 |
|---|---|---|---|
| 普通科 | 27,160人 | 56,611人 | 2.08倍 (前年2.23) |
| 専門学科 | 10,240人 | 15,637人 | 1.53倍 (前年1.61) |
| 総合学科 | 3,480人 | 6,104人 | 1.75倍 (前年1.94) |
| 公立全体 | 40,880人 | 78,352人 | 1.92倍 (前年2.05) |
【第2希望率が77.9%へ低下】
愛知の公立入試は2校併願できる「公立複数志願制」ですが、あえて第2希望を出さない生徒が増加しています(前年79.3%→77.9%)。公立2校の滑り止めではなく、「本命公立1校 + 推薦・併願で私立を確保」という手堅い進路設計を選ぶ受験生が増えている証拠です。
人気校 vs 苦戦校:学校別・学科別の試算倍率ランキング
公立全体の倍率は下がりましたが、どの高校も入りやすくなったわけではありません。「人気校への集中」と「郊外校の定員割れ水準」という二極化が進んでいます。
- 豊丘(普通):4.46倍(三河A)[募集160 / 希望計713]※県内普通科最高
- 瑞陵(普通):3.96倍(尾張2B)[募集280 / 希望計1,109]
- 安城(普通):3.80倍(三河A)[募集240 / 希望計911]
- 熱田(普通):3.76倍(尾張1A)[募集320 / 希望計1,204]
- 松蔭(普通):3.67倍(尾張共通A)[募集360 / 希望計1,321]
- 田口(林業):0.25倍[募集40 / 希望10]※全日制で最低倍率
- 惟信(未来探究):0.28倍[募集40 / 希望11]
- 田口(普通):0.33倍[募集40 / 希望13]
- 足助(観光):0.45倍[募集40 / 希望18]
【二極化の要因】:
駅近で通学しやすい高校や、独自性の高い教育を行う学科には受験生が殺到する一方、アクセスに難がある郊外校や新設の探究系学科は志望者が伸び悩むなど
多様化する進路:通信制高校(過去最高3.4%)
全日制以外の選択肢を選ぶ中学生も着実に増えています。
- 通信制高校(過去最高3.4%・2,356人):
自分のペースで通える柔軟なカリキュラムやオンライン学習の進化により、前向きな進路選択として通信制を選ぶ生徒が増加しています。 - 特別支援学校高等部(1,369人・前年比644人増):
調査対象の拡大や公立高等特支の個別計上もありますが、本人の特性に応じた手厚い専門教育への関心が高まっています。
まとめ|これからの進路戦略とスケジュール
令和8年度の愛知入試は、「私立無償化に伴う公私シフト」「公立第2希望率の低下」「激しい二極化」が決定づけられました。
この状況を踏まえ、秋〜冬に取るべきアクションプランです。
倍率の数字だけに振り回されず、正確なデータをもとに冷静に志望校を選び抜くことが合格への確実な道です。
最新のデータを味方につけて、自信を持って志望校合格を掴み取りましょう!!

なかざわ・塾 進学アドバイザー
大野 啓太
豊田西高校出身。10年の指導歴の中で、一人ひとりの性格や状況に寄り添った「オーダーメイドな対応」を信条とし、保護者の皆様からの信頼度ナンバーワン。地元愛知の子どもたちが「自分らしく」合格を勝ち取れるよう、日々現場で伴走しています!難しい受検の仕組みも、お父様・お母様の目線でお答え!
生徒の今に合わせた最適なサポートを
なかざわ・塾では、高校受験対策や基礎学力向上に向けて、お子様一人ひとりの性格や学力に寄り添った親身なサポート体制を整えています。
おかげさまで体験満足度は96%!地元の教育環境を知り尽くしたプロが、無理なく自信を取り戻し、応用力を高めるロードマップを一緒に描きます。
個別相談も実施中!まずはお気軽にお問い合わせください



























お問い合わせ
コース・料金表